TOPICSトピックス

VEGA300シリーズによる画像処理・エッジAIシステムの実現

2020/04/06

VEGA-300_series_top_banner_820x460

 

Advantech VEGA-300シリーズは、既存のコンピュータに容易に接続可能な、M.2、Mini PCIe、PCIex4などのインターフェイスに対応したエッジAI(Edge AI)アクセラレーション・モジュールです。 このモジュールを利用する事で、主に画像によるAI処理にかかる既存CPUやGPUの負荷を軽減し、システム全体のパフォーマンスを効率化できます。
 
このVEGA-300シリーズには、エッジAIシステム・アプリケーションの開発を効率化するための、「Edge AI Suite」ソフトウェアが提供されます。 リテールシステム、製造、輸送、医療など、画像による推論処理=エッジAIが必要とされる様々なアプリケーションの開発を強力にサポート致します。
エッジAI 「VEGA-300」シリーズの主な特徴

vega-300_star_b1_360x168

画像解析AI

アクセラレーション

・画像解析AIに最適化

・既存のシステムに容易に統合

・CPU / GPUの負荷を軽減

vega-300_star_b2_360x168

電力効率

 

・小型かつ省電力

・エッジデバイスに最適

vega-300_str_b3_360x168

「Edge AI Suite」

ソフトウェア

・使いやすいGUI

・異種ハードウェアのアクセラレーション

・リアルタイムの機器監視

エッジAI システムのパフォーマンス最適化
VEGA-300シリーズ エッジAI(Edge AI)アクセラレーション・モジュールには、Intel Movidius VPU(Vision Processing Unit)が搭載されています。このプロセッサー(VPU)は低消費電力でありながら、100Gflops超の優れたパフォーマンスで画像処理を行う事ができます。
 
このVEGA-300シリーズをエッジデバイス(コンピュータ)に組込むことで、リアルタイムの推論およびマシンビジョン処理をVPUで効率的に実行でき、コンピュータ上のCPUとGPUへの負荷が軽減、他の重要なタスク処理に専念する事が可能となり、システム全体のパフォーマンスを効率化する事ができます。

 

edge_AI_Benchmark_LL

vega-300_series_Intel Movidius 130x130

Intel Movidius VPU (Vision Processing Unit)

Intelが2019年11月に発表した次世代VPU(Vision Processing Unit)。高品質画像処理、コンピュータービジョン、ディープ・ニューラル・ネットワークに適した電力効率を実現する専用アーキテクチャを備えているため、最新のスマートデバイス上での複雑かつ高度なビジョン処理に適しています。

 

エッジAIシステム開発用「Edge AI Suite」を提供

Edge-AI-Suite-Blue-Logo_500x328AdvantechはエッジデバイスでのAIアプリケーション開発、ディープラーニングによるAIアルゴリズムを素早く実装するために、「Edge AI Suite」ソフトウェア を開発しました。 「Edge AI Suite」は、Intelが提供するディープラーニング用 OpenVINO™ツールキットと統合でき、モデルオプティマイザーや推論エンジン、事前学習済みモデル、使いやすいGUIツールキットを備えています。

 

このGUIツールキットを利用頂く事で、エッジAIシステム開発の環境構築にかかる工数を短縮。AI処理の組込みと検証・最適化といったエッジAIシスステムの開発サイクルをスマート化する事が可能です。

 

 

Built_in_logo_b1_S

詳しくはこちら

OpenVINO™ ツールキット

openvino-logo_130x26

・OpenVINO R3.1とのインテグレーション

・推論性能の向上
・作業負荷を最適化するため CPU / VPU / GPU上

での異機種環境の実行をサポート

詳しくはこちら

事前学習済みモデル
・物体検出(YOLOv3)
・顔認識
・人間の姿勢推定
配置ウィザード
・クイックスタートチュートリアル
・各種ディープラーニングフレームワークに対応
・CPU / VPU /メモリ監視
サードパーティ製 AI SDK
・顔認識
・車両分類
・ナンバープレート認識
Advantech Edge AI Suite と OpenVINOを使ったソーシャルディスタンス検出アプリのプログラミング・デモ事例

 

アドバンテックテクノロジーズ主催のオンラインセミナーで照会された、九州大学 DEVEL 代表 比嘉様によるAdvantech Edge AI Suiteを活用、Intel OpenVINOを使ったAIアプリ開発のデモです。

 

Intel Movidus VPU(AIアクセラレータ)を搭載した、Advantech製産業用コンピュータ上で動作させています。 事例はWEBカメラからの顔の位置を距離として検出し、かつ、複数人の人物の間隔=ソーシャルディスタンスを検出するプログラムになっています。 Pythonベースのプログラミングで約200ステップ(内50ステップはモデル抽出部)というシンプルなプログラミングで実現できています。

 

Youtube動画はこちら

アプリケーション別エッジAIへの要求
  use-case_roboric_agv_dron_200x133 use-case_traffic_monitoring_200x133 use-case_beautiful-girls_200x133 use-case_medical_image_analysis_200x133 use-case_automated_optical_inspection_200x133
 アプリケーション ロボット/AGV/ドローン 交通監視 相互情報キオスク 医療画像分析 自動光学検査
求められる機能 バッテリー駆動対応、コンパクトで容易に統合可能 低消費電力、高温度対応、マルチストリーミング機能 コンパクトで容易に統合可能、コスト重視 高解像度、高画像濃度

高画像濃度、高いフレームレート

(FPS)

対応製品

VEGA-320

VEGA-330

VEGA-320&

VEGA-330

VEGA-340

VEGA-340

 

VEGA-300シリーズ仕様概要
  VEGA-320_Front_q_300x300詳細はこちら VEGA-330_Front_q_300x300詳細はこちら VEGA-340_Front_300x300_new詳細はこちら
  VEGA-320 VEGA-330 VEGA-340

SoC

1 x Myriad X MA2485 1/2 x Myraid X MA2485 4/8 x Myriad X MA2485

フォームファクタ

M.2 2230 (Key A + E) フルサイズ mini PCIe ロープロファイル PCIe x 4
寸法 22 x 30 x 3.63 mm 30 x 50.95 x 4.86 mm 171. 1 x 68.9 mm
信号インターフェース PCIe x 1 、USB 2.0 PCIe x 1、USB 2.0 PCIe x 4 、Gen 2
温度対応 -20 ~ 60℃ -20 ~ 55℃ -20 ~ 60℃
消費電力 3.8W 3.8W / 7.6W 16.8W / 28W
ドライバーサポート Windows 10 Enterprise(64 bit)、Ubuntu 16.04.3 LTS(64 bit)、CentOS 7.4(64 bit) Ubuntu 18.04. LTS(64 bit)
Windows 10 Enterprise(64bit)

AIソリューション ラインナップ

ケーススタディ
AIを搭載したスマート街路灯

 

ドライバーや歩行者が夜中に無事に帰宅できるのは、数千の街路灯が街中を明るく照らしているためです。AIテクノロジーを搭載した街路灯は、ただ路上を照らすだけでなく、空気質、温度・湿度監視、交通・駐車場管理などの都市サービスにも対応します。

 

 

ソリューション

街路灯向けのゲートウェイコンピュータを製造するA社は、温度や湿度などのデータを収集するゲートウェイコンピューターのオペレーション分析能力を改善するべく、AdvantechのエッジAI コンピューティング・プラットフォームを採用しました。

 

ここ数年のプラットフォームのアップグレードに伴い、複数台のカメラのビデオストリームデータを分析し、かつ利用可能な駐車スペースを探索するリアルタイムのタスク処理の実現に向けて、A社はAdvantechのVEGA-320(エッジAIアクセラレーションモジュール)をゲートウェイコンピューターを搭載した街路灯のカメラに組み込みました。これによりA社は路側駐車場の利用率を10%~15%増加させることに成功しました。

 

主なメリット

 

  • コンパクトで容易な設置が可能、低消費電力設計
  • エッジでのビデオ分析でクイックレスポンスを実現
  • 帯域幅のリソースとコストを節約

 

VEGA-320の詳細はこちら

VEGA-320_application_a0_500x274
AI搭載型AGVナビゲーション

 

無人搬送車(AGV)は倉庫内の商品を予定通り、かつ確実に輸送するために使用されます。 AI搭載型ナビゲーションとの統合により、最適なルートをリアルタイムで割り出し、高速でスマートな動作を実現し、稼働効率を飛躍的に向上させます。

 

 

ソリューション

カメラを搭載した視覚誘導付き無人搬送車(AGV)に組込まれているAdvantechのVEGA-330・エッジAIアクセラレーション・モジュール(Mini‐PCIe)は、画像解析AIエンジンとして機能し、画像処理とローカル推論(クラウドと通信していない状態での推論)を最適化することで、AGVの走行ルート設定と衝突回避率を改善し、稼働効率を最大20%向上させました。このAIアクセラレーション・モジュールの使用により、カメラで保存した画像を容易に処理・分析でき、リアルタイムのAI搭載型ナビゲーションを実現しました。

 

主なメリット

  • 標準インターフェイスを備えたコンパクト設計で容易な統合が可能
  • 低消費電力による長時間のバッテリー寿命
  • AI型視覚誘導ナビゲーションを実現

 

VEGA-330の詳細はこちら

VEGA-330_application_b02_500x240

 

※Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Movidius、Intel OpenVinoは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるIntel Corporation の商標です。

その他のAIソリューション

Advantech_AI_platform_300x170

AI時代の組込ソリューションとして、インテル Movidius AIアクセラレータを採用したモジュールボードや、AI開発環境の構築を容易とするツール類などをラインナップしております。

詳細はこちら

Accelerating_Industrial-AIoT-with-NVIDIA-platform600x337

Advantechは他のAI製品シリーズとして、NVIDIA®Jetson™、Quadro®、TeslaといったNVIDIAプラットフォームに対応するGPUを搭載したMICシリーズ、SKYシリーズ等を提供しています。

詳細はこちら

 

 


Advantechについて

Advantechは、IoTインテリジェントシステムおよび組込みプラットフォームの分野でグローバルトップシェアのインダストリアル・プラットフォームメーカーです。「Enabling an Intelligent Planet(インテリジェントプラネットの実現)」をコーポレートビジョンに掲げ、近年はIoT、ビッグデータ、AIのトレンドを取り入れ、エッジインテリジェンスなWISE-PaaS AIoTプラットフォームとマーケットプレイスのインダストリアル業界向けソリューションを提供し、クライアントとビジネスパートナーとが結びつきを深め、AIoT時代の新たなビジネスをCo-Creation(共創)できるエコシステムの実現を進めています。

(ウェブサイト:www.advantech.com

アドバンテックテクノロジーズ(ATJ)について

アドバンテックテクノロジーズ株式会社 (略称:ATJ、旧オムロン直方) は、Advantechグループの日本国内拠点として、Advantech製品の販売ならびに、医療設備、ロボット産業、設備産業などのインダストリアル向け電子機器のMade In Japan 開発・製造サービス(DMS/ODM/EMS)を提供しています。Advantechの豊富なAIoT関連製品を日本国内のお客様ニーズに合わせたカスタマイズサービスにも対応し、AI x IoT時代の新たなデザイン・イン・サービスをご提案致します。

 

Intel_IoT_Solution_Alliance_Logo

 

ソリューション実現に関するご相談はこちら

関連情報