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ワイヤレス電子ペーパー / 修理部品の管理棚での活用

2020/11/12
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Asvantechは世界中に6つのRMA(修理)センターを設置し、Advantech製品のアフターサービスの充実に努めています。 台湾本社にあるRMAセンターでは、それら6つの拠点を統合する役割を担っており、修理用としてストックされる膨大な部材を管理し、常に適量の部品を調達・保管する必要があります。さらに、修理業務の迅速な対応やコスト削減を図ることが求められています。Advantechでは、この修理用部品の在庫管理を効率化するために自社の「ワイヤレス電子ペーパー」を活用しています。

ワイヤレス電子ペーパーで倉庫業務を効率化
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Advantech 台湾サービスセンターのシニアマネージャーである Jonhan Wu氏によると、Advantech RMAセンターは、5,000点を超える修理材料/部品の在庫を有し、それらの品目は双方向に配置された10列の棚に保管されています。以前は、人の手でピッキングが行われており、倉庫のオペレーターは独自の在庫ロジック・配置ルールに従ってオーダー商品を見つける必要があったため、作業工程が複雑になり、時間がかかっていました。また、ピッキング後に在庫情報を手動で更新する必要もあり、更新忘れやデータエラーが発生していました。

そこでAdvantechは、倉庫オペレーターが部品を迅速かつ効率的に回収できるよう、RMAセンターにワイヤレス電子ペーパー「EPD-023」を実装しました。スマートパーキングがライトを使用して空の駐車スペースを示す方法と同様に、RMAセンターの各通路には、修理材料/部品の正確な位置を示すインジケーターライト(LED)が取り付け、倉庫のオペレーターがオーダー情報を在庫管理システムに入力すると、部品ボックスに取り付けられた「EPD-023」にオーダー情報が送信され、通路のインジケーターライト(LED)が点灯します。回収者は通路のLED色を目印にして、オーダーされた部品の正確な位置を把握し、容易に対象部品を取得できます。

Advantech本社RMAセンターの電子棚札
部品ピッキング作業をスムーズに

オペレーターは、修理材料/部品の配置位置を覚えることなく、通路のライト(LED)を辿って、正しい配置場所を追跡できます。そして、注文で指示された部品を取得後、QRコードスキャナーを使用して「EPD-023」に表示されたQRコードをスキャンします。これにより、インジケーターライトがオフになり、スタンバイモードに戻り、在庫データが自動的に更新されます。

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収納ボックスに付けられた「EPD-023」

Jonhan Wuは、「EPD-023」の利点として、在庫データの視覚化と従来より便利なピッキングを挙げました。これまで、手動による修理材料/部品の検索、確認、在庫更新のプロセスは非常に時間がかかり、人為的ミスにより多くのミスが生じていました。以前は特定のロジックに従って各部品を整理・保管しており、経験豊富なピッキング担当者のみが部品の調達を担当していましたが、彼らはすべての在庫部品の受取り、カウント、補充も担当していたため、倉庫内は人員不足となり、オーダーされた部品は15分に1回程度の頻度でしか届けることができませんでした。しかし、インジケーターとしてLEDライトと、オーダーの自動確認と在庫更新を行う「EPD-023」を導入したことで、倉庫内の運用効率とピッキング精度は大幅に向上しました。

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LED点灯中の「EPC-023」
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スタンバイス状態の「EPD-023」。画面にはパーツ番号と在庫状況のみが表示されています。

*在庫が切れている場合、ピッキング担当が在庫のQRコードをスキャンして管理システムに欠品を知らせることもできます。また、修理担当エンジニアが、オンラインを利用して自分自身で直接、部品を受け取ることもできます。通路のライトと「EPD-023」のインジケーターにより、1分もかからずに部品を収集してタスクに戻ることができるため、特定のピッキング担当者が不要になりました。また、ダウンタイム(稼働停止時間)が大幅に短縮され、彼らの作業の生産性も向上しました。

 

3人のエンジニアが異なる部品を同時に探す場合でも、「EPD-023」には3つのLEDライト(赤・黄・緑)を搭載していることから、各ライトの色に従って対象の部品を同時に収集できます。

Advantech RMAセンターのこれから

このソリューションは修理プロセスを加速するだけでなく、より正確な在庫管理を可能にし、「集中計画、グローバル実行(“centralized planning, global execution”)」を実現します。

Advantech Global Service Center and Showroom
Advantechグループのグローバルサービス拠点マップ (クリックして画像拡大)

Advantech製品の国内物流倉庫機能と柔軟なBTO(カスタム組立て)サービス体制を実現

Jonhan Wuは、在庫の計画と管理には、製品の販売、現場での損耗、故障率、リードタイムなどの検討事項が存在し、十分な在庫を確保し、在庫過剰または在庫不足を回避するには、豊富な経験を持つマネージャーの存在が非常に重要だと説明します。同氏は、Advantechの「ワイヤレス電子ペーパー」によるこのソリューションをを世界6か国のRMAセンターに展開する事を企画しています。ある拠点で在庫切れとなった場合でも、複数の拠点間で部品を相互に移動することができるので、短いリードタイムで材料の供給搬送が可能になります。

 

そして、本社 RMAセンターの管理者は各修理センターの在庫状況を的確に把握し、累積在庫レベルに基づいて一元化された資材補充計画を編成できます。すべてのRMAセンターが一元化された計画に従えば、修理部品の現地供給が可能となり、世界的な在庫停滞のリスクを排除できます。これによりAdvantechは、部品欠品・不足により生じる修理所要時間を効果的に短縮でき、世界中のRMAセンターの運用効率を向上させ、より一層のサービスの強化・顧客満足度を向上させる事が可能となります。

ワイヤレスバッテリー駆動と革新的なインターフェース

台湾にあるAdvantech本社・ 林口キャンパスでは、この「ワイヤレス電子ペーパー」をRMA(修理)センターだけでなく、キャンパス内のスマートバス停の運行情報の表示、会議室の利用情報の表示、生産ラインでの進捗表示、外部情報を表示する掲示板など様々な用途で利用しています。

Advantechの生産ライン
スマート工場の実現

 

「EPD-023」について

「EPD-023」は、カラー表示を必要としないディスプレイ用途に向いており、軽量且つ直射日光下でも読みやすいという利点を備えることから、屋外のIoTアプリケーションにも対応可能であると「ワイヤレス電子ペーパーソリューション」のプロダクトマネージャーであるSabrina Liは強調しています。他にも、複雑なセットアップ手順なしで自動的にネットワークに接続でき、最大3年間の動作をサポートするバッテリーが内蔵されているため、再充電の手間が省けます。

 

ソフトウェアおよびハードウェアの設計に関しては、アプリケーションの柔軟性を向上させるために作成された3つの機能があります。

①3つのLEDインジケーターカラーをサポートします。各LEDボタンを押すと、デバイスに情報が表示されます。

②システムインテグレータは、RESTful API(WebシステムのHTTPでの呼び出しインターフェース)を使用して、他の機器と「EPD-023」を容易に統合できます。

③視覚化インターフェイスを備えており、グラフをドラッグアンドドロップするだけで、テンプレートの設計を容易に行えます。この機能により、表示画像を様々なデータに合わせて動的にカスタマイズできます。

Advanetchのワイヤレス電子ペーパーは、容易な取り付け、ワイアレス制御、超低消費電力、太陽光の可読性という利点を備えており、HMIのネットワーキングデバイスとして、幅広い産業分野向けのIoTアプリケーションに対応します。

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ワイヤレス電子ペーパーの概要

 Sabrina Li (担当マネージャー)が、ワイヤレス電子ペーパーの概要を説明します。(英語)

 

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(ウェブサイト:www.advantech.com

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